【令和3年12月議会】

市駅前広場の整備に向けて社会実験が行われた。

「歩いて暮らせるまちづくり」「一日3万人の乗降客が行きかう街」を目的に、花園町通りと銀天街をつなぐ事業だが、徒歩での移動を前提としている限り、中心街利用者数の増加には繋がらないのではないか。

整備事業の目的は伸び悩む松山市中心街の活性化。

都市構造的に主な移動手段である自動車と、平日の中心街を自転車通学する高校生や大学生に目を向けることが、活性化への近道だと思う。今回は徒歩で移動する人たちに偏った事業になっていないか。

自家用車や自転車の移動手段を想定した計画も同時に行うことはできないか。

■答弁

今回の整備では、自家用車で駅を訪れる方には、花園街通り側に、これまでなかった送迎用の乗降スペースを整備する予定である。

また、駐輪場の整備を検討しているほか、市内中心部で、駐車場の台数や利用実態に関する調査を行っており、需要と供給のバランスを分析し、駐車施策に反映する予定である。

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