【令和3年6月議会】

「無症状者の陽性者」の中には、他者に感染させる可能性の低くなった人と、逆にウイルスが増加中で他者に感染させる可能性が高まっている人もいる。

陽性者を一括りに「無症状者」として検出されれば隔離対象となり医療機関にも負担をかける。

「無症状者の陽性者」に対し、その後の発症状況等を調査し、結果を事後でも公表できないか。

■答弁

情報の公表は、感染症のまん延防止を目的とし、一方で、不当な差別や偏見が生じないよう、感染者などの個人情報の保護に留意し適切な内容とすべきである。

無症状者の症状の経過は、事後的に感染状況を分析する上で有益な情報の一つだが、まん延防止には直接関係しない情報のため、事後としても公表することは考えていない。

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