中学生の皆さまへ
6年間暮らしてきた「小学校」を離れ、新しい場所で「中学生」としての人生を進めることとなった皆さま。また「中学生」としての人生を歩んでいらっしゃる皆さま。
学校生活は楽しいですか？
家庭生活は楽しいですか？
皆さんが経験されている「中学生」という年代には、合計で３年間の人生が用意されています。
特に「中学生」として歩む人生には、みなさまの身体的な特徴の変化もあり、「子供」から「大人」へと変化するための大切な３年間です。
「中学生」としての３年間は、１年１年の積み重ねです。
そして、その「１年」という舞台には、１２か月という時間が用意されています。
皆さんの生まれ月は何月ですか？
一番早い人で４月、一番遅い人で３月生まれの人がいます。
４月生まれの人と、３月生まれの人では実に１年近くもの開きがあります。
変化するのは「身体の特徴」だけではありません。皆さんの「こころ」も「子供らしいこころ」から「大人らしいこころ」へと変化します。
ですがこの時期の「１年」という時間は、私たち大人が体験する１年に比べると、とても大きな違いがあります。
中学校になると、小学生と比べても学校から教わる内容もとても難しくなります。
「勉強についていけない」
「体育がとても苦手だ」
「同じクラスの人とうまく話せない」
皆さんにはいろんな悩みがあって、時に自信がなくなることもあるかもしれません。
ですが、必ず皆さんの「こころ」は成長し、大人になります。
ですから、どんなに苦しいことがあったとしても、どうか自信を無くさないでください。
皆さんには沢山の「可能性」が秘められているのですから。
初めて受験生になる皆様へ
早い人は、小学校６年生で「受験生」となりますが、ほとんどの皆さんは中学校３年生で初めて「受験生」となるのではないでしょうか。
環境によって、早くから「夢」や「目標」を持って、その夢や目標の為に進路を選択する人もいるかもしれません。
ですが、多くの皆さんはまだその「夢」も「目標」もはっきりとその形が見えていない人が多いのではないかと思います。
今一番大切なのは、「受験」というまずは一つ目の目標に向かって進むこと、そしてそのための努力を一生懸命行うことです。
無事その目標を叶えることで、あなたには一つ大きな「成功体験」が生れます。
ひょっとすると失敗するかもしれません。ですが、その失敗もまたあなたにとっては一つの大切な「失敗体験」となります。
そしてその「成功体験」も「失敗体験」も、必ずあなたが大人になったときに大切な「糧（かて）」になります。
大人になって壁にぶつかった時、「あの時はあれだけ一生懸命頑張れたんだから」「あの時の失敗に比べれば」。
大切なのは、その成功体験や失敗体験と、その時自分自身の中に起きた感情を忘れず、あなた自身の「糧」とすることです。
私向田まさひろは、そんな皆さんが将来大人になった時、「社会人」の一人として松山の為、愛媛の為、そして日本の為にご活躍する姿をとても楽しみにしています。
失敗を恐れず、様々なことにチャレンジしてみてくださいね。
松山市議会議員 向田まさひろ
